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『思い込み』って、良いこと?悪いこと? プラシーボ効果



プラシーボ効果は「偽薬(本当は薬ではない成分)を投与したにも関わらず、症状が回復したり和らいだりする現象」のことです。

「偽薬効果」「プラセボ効果」とも言われています。

思い込みの力、というのは既に実証されているということですね。

だからどうした?と思われますか?

では、例を挙げてお話しさせていただきます。

営業マンのAさんは、思うように自社の製品が売れず悩んでいましたが、それは、『一週間考えさせてくれ』とクライアントに言われたときに鵜呑みにして、待っていたが、それがいけなかったのではないかと考えた。

そこで、懸念事項をその場で聞いて、考える必要性が感じられなければ、即決を促すという作戦を用いた所、面白いように自社製品が売れ始め、翌月、トップの成績を収めた。

それから彼は営業の仕事が面白くてたまらない状態になり、当社のエースとなりました。

彼の作戦は素晴らしかった。

本当にそうでしょうか?

よくよく考えてみると、彼の作戦は、作戦と呼べるほどの代物ではないのです。

もっと言えば、そんなことは営業の基本中の基本ですから。

しかし、彼の躍進の結果につながったことに間違いはないのです。

まず良かったことは、彼が自分で『こうすれば売れそう』という仮説を立てたこと。

仮説→検証→結果がビジネスの基本ですからね。

そして、結果、うまくいきました。

彼は、自分の仮説が正しかったと確信しました。

これが『思い込み』です。

トップ成績を収めたこと、自分の仮説が正しかったと言う自信、これらが彼のその後を大きく後押ししました。

しかし、です。

私が見ていて、彼の弱点は、『押し引きのタイミングと、ここ一番での押しの弱さ』だと感じていました。

そして、彼の仮説は、この部分を補える仮説だったのです。

だから、半分正解で半分不正解でしたが、彼は躍進しました。

どうでしょうか?

もし、彼が、この成績はたまたま出たもので、来月トップになれなかったらどうしよう?と思い込んでいたら、本当にトップ成績は『偶然』の産物で終わっていたでしょう。

『思い込みの力』というのが、我々人間にとって、非常に重要なキーワードになる事をご理解いただけましたでしょうか?

自らを信じる『自信』、というものも、この『思い込み』から来ているのです。

うまく行ったとき、思い込みの力を発揮しましょう。

それでうまく行かなかったとしても、また仮説を立て検証していけばいいので。

結局は、やはり、『自分を信じること』自分を信じるのは『思い込みの力』の力です。

これを読むことで、根拠のない自信を、裏付けのある自信に変えるきっかけにしていただければ嬉しいです。

以上、タガコーでした✋