不正に対する考え方

某大手中古車販売会社、もはや隠す意味もないぐらい連日ニュースを賑わしていますが、ここで敢えてその会社の名前を出さないのは、今回のお話の問題点は、この会社、一社の問題を超えているなーって感じているからです。

ここまで騒がれていても、来店数はゼロではないようです。

その中にはここまでの騒動になっても知らないという、情報を受け取れない人がいるかもしれないし、まあ、こんだけ騒がれてる今、変なことはしないだろうという思いだったり、オイル交換無料だから、行かなきゃ損、なんて声も。

個人で見ればね、そりゃ色んな人が居るからそれでも気にせず行くよ、自由でしょ？って思うかも知れない。

しかし、全体からみたらどうだろうか？

例えばこういう人達が来店することによって、息を吹き返したとする。

それはそれでいい、自分には関係ないと言うのは大きな間違いで、こういった一連の不正を世間が許した、という事実がまずいよなーって。

ここまでの不正を行って富を得て、ばれても上手く逃げられるようなら、他の不正だってやり放題、アメリカなら、例え街路樹を枯らして数十万程度の損害だとしても、その企業が儲けているなら、その会社が二度とそんな不正をしたくならない、困る額を取ってやれ、と、莫大な損害賠償請求されるが、日本ならおそらく数十万程度の賠償、やり得が許されれば、いずれ自分たちにも、そういう悪質なものが襲いかかってくるのですよ💦

全体から見ればね、許しちゃいけないと思うんですよ。

愛とは許すこと、しかし、ここで愛を与えてはいけない、なぜなら彼らは奪ってきたのだから。

例えば我々の生活は、紙幣が紙幣として価値を持つという、信用に担保されているわけです。
信用できなくなる、というのは、紙幣が紙幣として認められず、紙切れになるに等しい。

上記は極端な例ですが、自分達の安全が脅かされるのは誰だって嫌ですし、ただでさえ、我々消費者は、なにか不具合があれば、企業のせいにして、自分の負担がないようにしたいという心理があるのに、信用できないものに加担し、存続させる事は、目の前の少しの損失よりも、より大きく、より広い範囲に損害がおよぶ可能性があるということではなかろうか。

自分さえよければ、、、

結局は、巡りめぐって自分の首をしめる、そうやって日本は経済大国の地位から滑り落ちているのかも知れませんね。

と、まあ、そんな話がニュースの中心で、世間の感心が政治から少し離れている間に、増税やインボイスをしれーっと、かつ、着々と進められてるんやろなー😅

暗くなるな！

できることをやろう！

社会人も勉強しよう！

共に勝とう！