授業その2 吉田松陰先生 まっすぐに生きるには
状況や立場とは関係なく、
「人として正しい道」というものが
自分にだけはっきりと見えてしまう場面があります。
そのとき、何事もなかったかのようにふるまうか、
勇気を出して渦中に身を投じるか、
どう選択するかによって、その後の人生が変わります。
私は、たとえ傷つけられたとしても、
生き方だけは失ってはいけないと思います。
今の日本は民主主義という名の通り、多数派が正しく、少数派は異端とされる傾向にありますね。
人目を気にしすぎるのは良くない、自分らしさを持つことが大切だと教えられて来た気がするんですが、社会に出ると、人からどうみられるか?こそがイコール評価だったりします。
しかし、誰かの利益のために、明らかにねじ曲げられた現実を前に自分がどう振る舞うか。
言葉のままとらえると、戦えといわれてる感じはしますが、もっと言えば、従うにしろ、流れに逆らうにしろ、自分の生き方がどうでありたいか?
トコトン、イエスマンでありつつ、上り詰めるのか?自分の力でのしあがって天下をとるか、自分が思う道を進め、というメッセージとタガコーは受けとりましたね。
流されずに自分らしく生きる。
そうする事で、環境のせいにすることなく、うまくいくのもいかないのも自分の責任。
すべては自分次第でなんとでもなるという生き方ができるんでしょう。
他人を変える事はできないわけですから、他人のせいだと、問題解決は自分だけではできない事になっちゃいますからね。
我々、吉田松陰先生の塾生は、折れそうになった時『生き方だけは失ってはいけない』と言う言葉を思い出して、もう一度立ち上がりたいですね。