タガコーの元気が出るブログ💪

SNS、インスタを通して人を笑顔にするのがミッション

新型NBOX JF3 フロントガラス風切り音


ホンダのNBOXのフロントガラスの交換の依頼を受けました。

受注後、修理工場へ輸送。

そして、修理完了後、お客様へお返し。

まあ、そりゃそうですよね。

こんな流れですよ。

で、その後、お客様から電話があり、『スピード60キロ超えた辺りでフロントガラスから風切り音がする』との申し出。

実は、ホンダのNBOXのウイークポイントと言われているこの風切り音。

型式JF1の風切り音に関しては、メーカーでも把握しており、対策がでています。

しかし、走行不能になるなどの不具合ではないため、リコールにはならないとか。

対策も10000円ぐらい取られる。

なんじゃそりゃって思うけどそんなもんらしい。

ほんで今回は、JF3の新型NBOXで症状がでたんですよ。

新型はメーカーはノータッチ。

まだ対策でてないんですって。

仕方ないので、修理工場へ事情を説明し、対策して貰う事にしましたが、修理工場でも、噂では聞いていたが、実際やるのは初めてなのでできるかどうかわからないとのこと。

まあ、一応そういいながらもなんとかなるんだろうと思っていたが、しばらくして連絡があり、音が止まらないという報告でした。

うーん、と思って、自分でもネットなどで調べてみると、どうやら風切り音の原因は、フロントガラス上部のモールと、ルーフ(天井)の間の隙間に風が入り込む、風を通る道があることが原因のようだと知る。

そこを何かで塞げば音は止まるとその事。

単純やん?

ネットにはゴムチューブを入れると書いてあったが、さすがにそれは目立つので、消音のスポンジでも上手く入れればいけるんちゃう?

で、修理工場へその事を告げると、『それは盲点でした!やってみます!』って事で、やってみると無事音は止まったってお話です。

問題解決力

今回のお客様からのご要望は、音を止めると言う事でした。

修理のプロがなぜ、すぐに対策できなかったのか?といえば、『固定概念』だったようです。

原因はフロントガラスを交換してから起こった現象なのだから、その周りの部品が原因と思い込んでいたこと、純正以外のモノを使って音を止めると言う発想がなかったことだと、後から聞きました。

しかし、今回の案件に関しては、メーカー純正自体にそう言う問題点があるのですから、純正の形ではどうにもならない、私は修理のプロではなく、サービスマンとして考え、調べ、仮説をたてた。

何より。

今回のお客様からの要望は、『音を止める』と言うことなのですから、余計な事は考えず、まず、音を止める事を第一に考える事が必要だったと思います。

止めれたとして、そのやり方をお客様が気に入らなければ他の方法を考えなければならないかもしれませんが、まずは原因を突き止めて、音を消せないと始まらないのですから。

問題解決するには、そもそも何が問題なのかを忘れてはいけませんし、仮説と検証の仮説をたてるための知識をつける勉強はずぅーとしなければいけないでしょう。

もっと言えば、『自分の知らない問題が起こったときにどう対応するか』を身につける事が、仕事のレベルをぐぅーっとあげてくれるでしょう。

これについては長くなるのでまた別の機会に❤️

タガコーでした✋